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「"GEORGEの店"まで」と・・・ 土曜の夜だから 貴方がいそうで 六本木の交差点から防衛庁へ向かって少し歩いたあたりに、 かつて「GEORGE'S」という店があった。 狭い間口の細長い店内には傷だらけのカウンターがひとつ。 客は十人も入れば満席ではなかったかと思う。 席に座るとすぐ後ろは壁なので、 自分より奥の席に座っていた客が店を出る時などには、 どっこいしょ、と腰を上げて、 そこを通るためのスペースを広くすることに協力しなければならないような、 とても小さなバーだった。 カウンターの中でただ一人、特に愛想良くするわけでもなく、 黙々と客の注文をさばくその店の主人は、初老の女性。 ところ狭しとソウルミュージックのLPジャケットが張り付けられた店内はその隅々までに、 永い年月をこの土地で暮らしてきた彼女の生き様が染み込んでいるように見えた。 あれから十数年、その場所にはもう、GEORGE'Sの面影はない。
by deepblue-ryu
| 2004-12-24 20:49
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